複素平面
複素数の3つの顔 (2015.10.5) PDF1 / PDF2 |
これまで何気に計算してきた複素数の四則演算には,実は図形的な意味があります。 そもそも複素数には「点」「ベクトル」「変換」という3つの特徴があり、この3つの特徴を しっかりと考えて,計算の図形的な意味を理解することが大切です。そうすることで、逆に 図形の性質に複素数の計算を対応させることができ、そのことが「図形問題を複素数の 知識で解く」ことにつながっていくのです。 |
図形問題を複素数で解く (2015.10.13) PDF1 / PDF2 |
複素数の計算に図形的な意味を持たせることができれば,今度は逆に
図形の性質に複素数の計算を当てはめることによって,図形問題を複素数を利用して
解くことができます。図形問題への新たなアプローチが登場したのです。
ここに複素数の醍醐味があります。 まとめておくと、図形問題の解法として、 ① 座標で解く ② ベクトルで解く ③ 角度に注目して三角関数で解く ④ 初等幾何的に解く ⑤ 複素数で解く という5通りの手法がそろったことになります。 |