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 私の好きな曲

中学、高校時代はひたすらNHKFM放送をカセットテープに録音して聴いていたが、 大学時代、アルバイトをして少しばかりの収入もでき、 徐々に自由に音楽を楽しめる余裕もできてきた。 時代はすっかりレコードからCDに変わっていた。 最初に買ったCDはフルトヴェングラーのバイロイトの第九であった。感無量で何度も聴いた。 あれから20年余り。膨れ上がったCDは6000枚を超えた。1度きりしか聴かないCDもあれば、 何度も繰り返し聴くCDもある。あらためて繰り返し聴くCDを考えてみると、自分の聴く嗜好に ある特徴があるように思う。

バッハ プレリュードとフーガ イ短調 BWV543

バッハ シャコンヌ

バッハ マタイ受難曲

モーツァルト ピアノ協奏曲第9番K271「ジュノム」

モーツァルト ピアノ協奏曲第23番K488

ベートーヴェン ミサ・ソレムニス

ベートーヴェン ピアノソナタ第32番ハ短調 作品111

ブラームス 交響曲第4番ホ短調 作品98

ブラームス ピアノ三重奏曲第1番

シューベルト 歌曲集「冬の旅」

ショパン バラード第4番

リスト オーベルマンの谷

マーラー大地の歌

ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」

ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」

ワーグナー 舞台神聖祝祭劇「パルジファル」

R.シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」

R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」

R.シュトラウス アルプス交響曲

R.シュトラウス 4つの最後の歌

①ヤノヴィッツ(s) カラヤン/ベルリンフィル
②デラ・カーザ(s) ベーム/ウィーンフィル
In dämmrigen Grüften
träumte ich lang
von deinen Bäumen und blauen Lüften,
Von deinem Duft und Vogelsang.
 
Nun liegst du erschlossen
In Gleiß und Zier
Von Licht übergossen
Wie ein Wunder vor mir.
 
Du kennest mich wieder,
du lockest mich zart,
es zittert durch all meine Glieder
deine selige Gegenwart!
うす暗い谷で
私は永く夢見ていた
あなたの木々と青い空を
あなたの匂いと鳥の歌を
 
今、あなたは私の前に
輝き、華やかな装いで
光を体に浴びながら
奇跡のように立っている
 
あなたはもう一度私を見つけ
優しく私を抱く
私の四肢が震える
あなたの素晴らしい存在に!
九月
Der Garten trauert,
kühl sinkt in die Blumen der Regen.
Der Sommer schauert
still seinem Ende entgegen.
 
Golden tropft Blatt um Blatt
nieder vom hohen Akazienbaum.
Sommer lächelt erstaunt und matt
In den sterbenden Gartentraum.
 
Lange noch bei den Rosen
bleibt er stehn, sehnt sich nach Ruh.
Langsam tut er
die müdgeword' nen Augen zu.
庭は喪に服し
雨が花々に冷たくしみ込む
夏は震える
静かにその終わりを待ちながら
 
金色の葉が次々と
高いアカシアの木から落ちる
夏は慌てて物憂げに微笑む
絶えてゆく庭の夢に
 
長い間薔薇の傍らに
夏はたたずみ、休息を望む
そしてゆっくりと
疲れきった目を閉じる
眠りにつくとき
Nun der Tag mich müd' gemacht,
soll mein sehnliches Verlangen
freundlich die gestirnte Nacht
wie ein müdes Kind empfangen.

Hände, laßt von allem Tun,
Stirn, vergiß du alles Denken,
alle meine Sinne nun
Wollen sich in Schlummer senken.

Und die Seele unbewacht,
Will in freien Flügen schweben,
Um im Zauberkreis der Nacht
tief und tausendfach zu leben.
今は一日に疲れてしまった
私の熱い望みもすべて
喜んで星夜に屈しよう
疲れた子供のように

手よ、すべてをそのままにせよ
額よ、すべての想いを忘れよ
私のすべての感覚が今は
眠りに沈むことを望んでいる

そして、解き放たれた魂は
自由に飛び回りたがっている
夜の魔法の世界の中へ
深くそして千倍生きるために
夕映えの中で
Wir sind durch Not und Freude
gegangen Hand in Hand;
Vom Wandern ruhen wir
nun überm stillen Land.

Rings sich die Täler neigen,
Es dunkelt schon die Luft,
zwei Lerchen nur noch steigen
nachträumend in den Duft.

Tritt her, und laß sie schwirren,
bald ist es Schlafenszeit,
daß wir uns nicht verirren
In dieser Einsamkeit.

O weiter, stiller Friede!
So tief im Abendrot.
Wie sind wir wandermüde
Ist dies etwa der Tod?
私たちは苦しみと喜びとのなかを
手に手を携えて歩んできた
いまさすらいをやめて
静かな土地に憩う

まわりには谷が迫り
もう空はたそがれている
ただ二羽のひばりが霞の中へと
なお夢見ながらのぼってゆく

こちらへおいで ひばりたちは歌わせておこう
間もなく眠りのときが来る
この孤独の中で
私たちがはぐれてしまうことがないように

おお はるかな 静かな平和よ!
こんなにも深く夕映えに包まれて
私たちはさすらいに疲れた
これが死というものなのだろうか?

ヴェルディ 歌劇「椿姫」

プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」

ブリテン 歌劇「ピーター・グライムズ」

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